SHOWROOM代表、前田裕二氏の『人生の勝算』を読んでみたら。BLUE GIANTを感じた。

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SHOWROOM代表、前田裕二氏の『人生の勝算』を読んでみたら。BLUE GIANTを感じた。

SHOWROOM代表、前田裕二氏の『人生の勝算』を読んでみたら。BLUE GIANTを感じた。

ライブ動画の配信サイトSHOWROOM

芸能人~素人までが集まる、簡単に例えると民度が高いニコ生だ。

配信者にとっては、見ている人やファンとのコミュニケーションが重視されているこのサイト。

 

このサイトを立ち上げた人物は若くてイケメン、そしてAKBのプロデューサー秋元康やホリエモンが絶賛する人物であった。

そんな若手社長、前田裕二氏に興味を持ち、この本を読んでみたので中身と感想をざっくりまとめてみた。

8歳で親を亡くす

まずは前田氏の生い立ち。

前田氏は物心がついたときから、父親がいなく、小学2年生(8歳)のころには母親が他界。
10歳離れた兄と暮らし、転々としながら最後には親戚の家に預けられたという。

小さいころから苦労をしていたという前田氏。

その中でもお金に関して不自由だったことが大きなコンプレックスだったようだが、ある日ギターを手にしたことで前田裕二の物語は始まったのだ。

弾き語りから学びに学んでいる

前田氏はお金欲しさに小学生の頃からギターで弾き語りを始める。
駅前でオリジナル曲を一生懸命歌うが、誰にも見向きもされない。

「自分がお客の立場だったら、変な小学生がよくわからない曲を歌っていても怖いだけだ」

と考えカバー曲に切り替える。

 

「未知より既知」

 

そして小学生が歌いそうもない吉幾三や、不倫の歌を弾き語り、意外性で大人たちの足を止める。

そのように試行錯誤を重ね、お客さんが止まり、コミュニケーションが取れるようになると、

「何の曲を聴きたいですか?次に会うまでに練習しておきます!」

と、次に演奏する日時をお客さんと約束する。

これを日々繰り返し、濃い常連客を作っていくことで、月に10万円以上稼いだときもあったようだ。

 

前田氏は小学生の段階で、人が何を求めているのか、どうすれば注目するか、といったことを身を持って学びに学んでいたのであった。

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努力のやり方がハンパじゃない!

ギターの弾き語りからビジネスのいろはを学んだ前田氏だが、この本を読んで一番感動したのは、前田氏の努力の姿勢だ。

「これが成功をしている会社の社長の努力か・・。」

と前田氏の努力のやり方を知り驚愕したのであった。

 

前田氏は大学生の頃、就活のためGD(グループディスカッション)の練習を1000回以上はし、GDで落とされることはなくなったという。

そして初めて入社したUBSという外資系の投資銀行では、自ら進んで出社は朝の4時~5時。
毎日自転車で通い、睡眠時間は2,3時間。

 

UBS在籍時、初めはお客さんに電話をしても、お客さんは前田氏の電話を取ることすらなかったようだ。

そんな中、前田氏は「どんな人の電話なら取りたいか」を考え、プライドを捨てた。

飲みの場で接待をするということを覚え、接待の場では人一倍バカになり、周りから愛される人になることでお客さんは電話を取ってくれるようになったというのだ。
そうしていくことで営業成績もガンガン伸びたとのこと。

 

また、SHOWROOMを立ち上げた際も、アイドルに出演してもらいたいと考えていたが、当時はアイドルとのコネクションは全くなく、地下アイドルのライブ会場へしつこくしつこく毎日足を運んでいたという。

AKB48プロデューサーの秋本康氏には何度もスルーをされるも、秋元康の本を何冊も読み込み、価値観を秋元康に近づけながら何度も康の元を訪れ、何度も熱く訴えかけてSHOWROOMが認められていったというのだ。

 

このように一つの目標のために、研究して努力をやりつくす姿勢が本には生々しく書かれていた。

見た目でチャラそうな軽そうな人だと思っていたけど、とってもとっても真面目な人なのであった。

 

努力なくして成功はない。

「ここまで自分を追い込んで努力ができる人がいるのか・・イチローみたいだ・・」と感じた我であった。

 

努力を続けることができる人が成功をつかめる。

当たり前のことだが、浮き足立っている気分の時に読むと身に染みる本なので、今後も定期的にこの本は読もうと思う。

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P.S.前田裕二氏の兄はBLUE GIANTの雅之のよう

本を読んでふと感じたことを紹介。

他のどんな事柄よりも裕二氏や家族を大切にしてくれたという、裕二氏の兄についても詳しく書かれていた。

 

そのお兄ちゃんは、今も家族が第一、家族が全てに勝るという価値観を持ち続けているという。

あれだけ幸せそうな人は本当に見たことがない、と前田氏が言えるくらい幸せな家庭を築いているという兄。
兄への強い感謝の気持ちが本には記されていた。

このお兄ちゃんは、弟がグレそうになった時には叱り、親がいない分、弟を寂しくさせまいとたっぷりと愛情を注いだのだろう。(想像)

 

我は、この本に書かれていた前田氏の兄への文章を目にして、

「前田氏の兄はBLUE GIANT、宮本大のお兄ちゃんの雅之(まさゆき)みたいだな」

と感じたのであった。

 

努力をし続ける弟と(前田氏&宮本大)誰よりも弟の成功を願い、弟のために、家族のために尽力してくれるお兄ちゃん。(前田兄&宮本雅之)

そんなお兄ちゃんがいなかったら、宮本大(主人公)のように、前田裕二氏の成功はなかったのかもしれない。
(BLUE GIANTっていう漫画と照らし合わせたんだけど、この漫画本当におもしろいよ。)

BLUE GIANTという漫画が最高に面白い!

2018.03.03

P.S.スナックの話がおもしろかった。コミュニティが深まる方法

最後にスナックのお話がおもしろかったのでこれも紹介。

前田氏はよくスナックに行くようだ。

 

スナックでは酔いつぶれる客も多いため、よく客同士喧嘩になることがある。

狭い空間のため、周りはみんなで喧嘩を止めに入る。

「まあまあまあ、やめときなよ」

こういったことから喧嘩を止めるという共通目的、共通の敵、一体感が生まれる。

 

そしてこのようなトラブルが起こった際には、ママから、

「このトラブルは他のお客には内緒にしてね」

と、ママとその場にいた客の間だけの秘密になり、共通認識を持ち秘密を共有する。

 

また、スナックのママは美人でなくても栄えるという。

美人ではないママの風貌、または酔いつぶれてしまうような隙があるママ。

完璧ではない未完成な部分がある方が、自分が何とかしてあげよう、応援してあげよう、という気持ちになれるというのだ。

 

共通目的、共通認識、共有している秘密を持ち、未完成な部分は自分が助けてお店に貢献しようとする。

このような環境によりお客さんとの関係は深くなり、お客さんの居心地も良くなる。

そんなこんなで自然と常連客になってしまい、コミュニティが発足することでスナックは潰れないというのだ。

 

共通目的や共通の敵、秘密の共有、そして隙のある人がメインとなりコミュニティは深まっていく、そして昨今のアイドル業界が盛り上がっているのも同じ理屈だというお話でした。

 

スナックと同じように、今の世間は未完成が愛される、というのは実におもしろい話だ。

 

 

前田氏が考えるAKB48が栄える理由の詳細は本にたくさん書いてある。

この本は文字数が少ないが前田氏の熱意がシンプルに伝わってきておもしろかった。
新たなコンテンツ、新たな時代を作りたいと考える人は必読の一冊であるだろう。

 

前田氏のような頭のキレが良すぎて本物の努力家、そのような人の下で働けるような人になりたいものだ。

 

こういった努力家でまじめ、さらにはイケメンで頭も良い人は、女性関係やそういったプライベートはどうしているのだろうか・・。

めちゃくちゃやっている、ということはないとは思うが気になるところだ。

 

では、さらばだ。