なぜイチローは努力を続けられるのか?『イチロー ― 進化する天才の軌跡』を読んでみたら

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なぜイチローは努力を続けられるのか?『イチロー ― 進化する天才の軌跡』を読んでみたら

『イチロー ― 進化する天才の軌跡』を読んでみたら

この本を読んだのは小学生の頃、今から15年以上も前だ。

昔読んだ本だが、記憶には根深く残っているので当時の記憶を掘り起こし、印象に残っている部分と現在出回っているイチローの情報を調べ、照らし合わせてまとめてみた。

そして、なぜあれほど高みを目指すことができて数々の偉業を成し遂げることができたのか、なぜイチローは努力を続けることができるのか、を紹介したい。

※ちなみにこの本、今ではamazonで1円で買えるので超おすすめ。

究極に意識が高い男、イチロー

日米通算最多安打記録所持者、MLBで3000本安打を達成した、生きる伝説。
今ではその名を知らない者はいないだろう。

イチローは何と言っても努力の男だ。
生まれ持った野球の才能もずば抜けておりながら、毎日継続した努力ができる才能も合わせ持っているのだ。

 

「天才」と呼ばれることに対し、イチローは、

「私は天才ではない、ヒットを打てる理由を説明できるから」

と答える。

 

これは我が語れるようなものではないが、おそらく

「天才はなんとなくでできてしまう。私はこういう球をこう打つために、こういう練習を徹底的に行っている。だからヒットが打てる」

と理論づけて説明ができ、イチローの「天才の定義」と世間一般の「天才の定義」にズレがあるのだ。

 

どのようにしてこのような天才バッターが誕生したのか。

一般人、他のプロ野球選手と何が違うのか、生い立ちから調べてみた。

イチローの生い立ち

本に書いていた内容と、調べた内容を合わせて紹介しよう。

 

イチローは次男だが、祖父の「銀一」から文字を取り、「一朗」と命名された。

「3歳の時に、はじめておもちゃのバットとボールを持たせたら、その日から寝る時も離さなくなったほど、野球好きな子どもでした。」

とイチローの父親、鈴木宣之さんは語る。

やはり本能的に野球が大好きだから努力ができる、ということもあるのだろう。

 

小学生の時に、イチローはスポーツ少年団に入り、週末はクラブで活動する。
父親が自営業で比較的時間が自由にとれるため、平日は毎日イチローの野球の練習に付き合っていたという。

この練習を始める前、父親はイチローに

「毎日練習をすると約束をするなら練習に付き合う」

と言い、イチローは毎日練習することを約束をする。
それから約束を守り、毎日激しい練習をし続けてきたというのだ。

 

この父親なくして、今のイチローはなかったということは断言できる。

毎日練習に付き合い、毎日イチローをバッティングセンターに連れていき打撃練習もさせた。

教育としてはこのように、子供がやりたいことを自分も全力で応援する、中途半端にやらせないことが大切ということかもしれない。

 

そしてこれらの練習のことをイチローは、小学校の卒論で、

「365日中360日は激しい練習をしている」

「そんなに練習をやっているんだから、必ずプロ野球の選手になれると思います。」

 

・・・・・。

小学生の頃にずっと練習をすると父親と約束して有言実行、さらに自信を持って夢をここまで言い切れる時点で絶対に普通の人とは違う。

親の立場としては、既にこの段階で、スーパースターになるための土台を育成することに成功したと言えよう。

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勉強もできるイチロー

練習をし続け、野球の才能がメキメキ開花していったイチロー。

小学生の頃から勉強もできる頭の良さで、高校時代には東大も狙えると先生に言われるほどの頭の良さだった。

このエピソードを思い出し、なぜ練習も勉強もできるのか、調べてみたら興味深いイチローの発言を見つけた。

 

そりゃ、僕だって勉強や野球の練習は嫌いですよ。誰だってそうじゃないですか。

つらいし、大抵はつまらないことの繰り返し。

でも、僕は子供のころから、目標を持って努力するのが好きなんです。

だってその努力が結果として出るのはうれしいじゃないですか

 

・・・つまり、イチローも通常の人と同じように、「勉強や練習は嫌い」。

だが、努力した末に得る達成感、得る実力のために人一倍努力できる男ということである。

 

なぜそういったことができるのか?

 

推測だが、

イチローは小さいころから運動神経、野球センスが抜群で、少し練習をしたら周りを突き放すレベルで野球がうまくなった。
うまくなることが楽しいのでさらに練習を重ねたいと思った。

 

そして父親に伝えると父親は全力でサポートをしてくれた。

練習をする⇒うまくなる⇒楽しい
練習をする⇒うまくなる⇒楽しい

と、生まれ持った才能と父親の全力のサポートもプラスされ、経済でいうハイパーインフレの状態が起きたのだ。

 

その要領をつかみ、勉強でも

勉強をする⇒成績が良くなる⇒楽しい
勉強をする⇒成績が良くなる⇒楽しい

という法則を、小学生の段階で心と体に刻んだのだ。

 

そのような心理状態を手に入れたら、野球や勉強以外の別の分野で好きなことを始めたとしても、その分野である程度はトップクラスになれたのではないかと思う。

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なぜ毎日練習ができたのか?なぜ努力できるのか?

大抵の子供は野球よりも遊びたいという気持ちの方が強いはずだ。

なぜ、イチローは父親と毎日練習をすることを約束し、努力をし続けることが今でもできているのか?

練習をする⇒うまくなる⇒楽しい

という気持ちが刻まれているのはもちろんだが、なぜその練習を続けることができたのか。

考えに考え、調べに調べたが、我が考え抜いた答えは単純だった。

 

それは、

 

何よりも野球が好きだから。

 

に他ならない。
人間は好きでもないことを自らの意思でずっと続けることなど不可能に近い。

幼少期にグラブとバットと一緒に寝るほど野球のことが大好き、そして今も野球が大好きだからこそ、ヒットを打つために四六時中研究することができるし、人並みならない努力をすることができる。

 

自分のために、大好きな野球に対する努力を決して惜しまない。
野球が大好きである、ということがメジャーリーガーイチローの原点なのだ。

 

 

と、どのようにイチローのようなバッターが誕生したのか、どうすればイチローのような天才バッターが誕生するかの考察でした。
(ヒットを打てる理由を説明できる時点で一般人からすれば「天才」なんです。)

 

もはや今のイチローにとっては、野球=人生ですしね。

・・・プロ野球選手は皆そうかもしれませんが。

 

粗雑なレビューで失礼した!

 

では、さらばだ。